第1回日本アーツビジネス学会大会兼設立総会

開催日:2015年10月31日 土曜日
開催場所:神奈川県立藤野芸術の家 クリエーションホール

12:30~ 受付
12:45~
13:00
ウェルカム演奏
(藤野インフィニティー)
13:00~ 開会
設立総会
14:00~
15:00
口頭発表
(1)事業の視点から 杉山倫啓
(2)教育の視点から 新谷佳冬
(3)支援の視点から 小林由香
15:00~ 休憩
15:15~
16:30
パネルディスカッション
『地域価値としてのアーツをどう育てていくか~藤野ふるさと芸術村構想から30年』
※公開セッション
16:30~
17:00
閉会
かたづけ
17:00~
18:45
懇親会
@野山の食堂(芸術の家より徒歩2分)

 

口頭発表

杉山倫啓 「指定管理者制度の導入から10年~民間企業の視点から」
指定管理者制度は、「多様化する住民ニーズにより効果的、効率的に対応するため、公の施設の管理に民間の能力を活用しつつ、住民サービスの向上を図るとともに、経費の節減等を図ること」を目的として、2003年の地方自治法改正により、創設された制度である。この制度が導入されて以来、10年が経過した。この間、導入施設数が増加する一方で留意すべき点も明らかになっている。これからの指定管理者による公立文化施設の運営は、どのようになっていくのか。施設運営の実態を紹介しつつ見つめ直す。

新谷佳冬 「バレエ、習い事から教育へ。教師教育の必要性」
日本におけるバレエの教えられ方は、どのようなものであるか。高度に洗練された専門性の高い舞踊芸術を、専門的教育機関不在のまま習い事として発展してきた日本のバレエ。現代において、より総合的で、時代にあった、国際的にも通用するバレエ教育の在り方を、バレエの歴史と社会との関わり方の変遷や、海外のバレエ教育の例を参考に、教師育成の側面から考察する。 

小林由香 「横浜市の文化政策~横浜トリエンナーレを事例に」
横浜市の文化政策、特に創造都市政策の展開に注目しながら、事業事例として「横浜トリエンナーレ」を取り上げる。横浜市では2004年から、中区などの横浜市都心部で創造都市政策を進めてきた。なぜ新たな都市の成長戦略に文化政策が脚光をあてられるのか。その理由は、大都市の成長戦略と創造性に関わりがある。今回は、文化政策が地方自治体においてどのように展開し、どのような成果をもたらしているのかを、実体験を踏まえながら紹介する。

 


パネルディスカッション

高橋政行
藤野在住のアーティスト。1980年藤野に移住、工房開設。1989年藤野ふるさと芸術村構想の一環で野外環境彫刻「緑のラブレター」「山の目」を制作。早くからアートの社会的機能に着目し、アートを生かした独自のまちづくりを長年にわたりリードしてきた。近年は、作品の制作のみならず、域内外おけるアートイベントの演出や舞台芸術方面も手掛ける。

 桑原敏勝
藤野在住の事業家。豊かなまちづくりに寄与できる区画開発事業や、6次産業化を目指す農業生産法人の経営(藤野倶楽部)等とともに、藤野のアーティスト・作品と買い手が出会う場所として「アートヴィレッジ」や「サンヒルズ」を共同経営している。藤野への関わりは1987年頃からアーティストたちとの交流やイベントづくりがきっかけで始まった。 

中村賢一
1970年~2004年まで藤野町役場に勤務。1980年代後半に神奈川県が相模川流域の活性化プランとして提唱した藤野ふるさと芸術村構想による、アートと自然が共生するまちづくりを実現するために奔走し、住民参加型の方法で定着させた立役者の一人。役場を退職後も、世話役的な立場で、アーティストの移住や活動等を積極的に支援している。

井上憲司
宮崎県生まれ。ドイツ・ハノーバー大学建築学科卒、工学博士(Dr.Ing)。ハノーバー大学公開講座、市民大学講師を務める。在独中バーデン・ヴュッテンベルク州立技術・労働博物館コンペ、ヴィッテン地区都市開発コンペ等に入賞。帰国後、神奈川県庁に勤務し、「藤野ふるさと芸術村」「湘南国際村」などを提案。「県立芸術の家」や「湘南国際村センター」を完成に導く。(公社)かながわ住いまちづくり協会勤務、国士舘大学非常勤講師。

〜パネルディスカッションの内容〜
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JSBAパネルディスカッションまとめ

簡易ニーズ調査の結果(回答18人)

1.あなたの、アーツビジネスにおける主な役割は何ですか?
・アーティスト 2
・運営やマネジメント 5
・研究者、教育者 6
・支援者 3
・その他 2
2.あなたが、本会の活動として最も関心のあるテーマを一つだけ選んでください。
・知り合う 5
・学び合う 8
・創り合う 4